オイル交換
メンテナンスの基本ですね。
いまさらUPするのも何ですが、載せないわけにもいかず。
◎用意する物
- オイル
- まずはサービスマニュアルのデータです。
オイルプレッシャ(kg/cm²-rpm) |
2.5-2000 |
オイル量 |
交換時 |
2.7L |
フィルタと同時交換時 |
2.9L |
分解時 |
3.1L |
レベルゲージの上限と下限の差 |
1.0L |
使用エンジンオイル |
オイルの交換時期 |
オイルフィルタの交換時期 |
スズキエクスターオイルターボ |
API分類 |
SAE分類 |
5000km走行ごと |
10,000km走行ごと |
SF |
10W-30 |
オイルフィルタのOリングにエンジンオイルを塗布して取り付ける。
オイルフィルタは、120〜160kg・cmの締付トルクで組み付ける。(着座後3/4回転)
- オイルのグレードは、一般に出回っているのはAPI規格でSFから上になっています。
ですので、この点からはどれでも可。
- 次にオイルの粘度についてですが、これは10W-30とか20W-50といった数字を見ます。
前の数字はオイルが冷えているときの粘度(W=WINTER)で、主に始動性や暖機性、燃費に影響します。
後ろの数字はオイルが暖まっているときの粘度で、主に高温時の潤滑性やエンジン保護性、密封性に影響します。
JA11の指定粘度は10W-30なので、これを選択すれば間違いありません。
要は粘度の表示が「10W以下で30以上」の範囲にあればいいということです。
性能の良いエンジンオイルはこの幅がワイドで、例えばCastrol XF-08では10W-40などとなります。
寒冷地に住んでいる、或いは冬場にスキーに出かけるといった場合は、冬前に5W-30などに変えると始動性が少なからず上がります。
- 何か理由がない限り純正指定の
「SUZUKI EXTER OIL TURBO」
にしましょう。
- 私はカストロールのDC-TURBOかXF-08をチョイス。
私の周りでは一番手に入りやすく、安いから。\1,980也。XF-08はタマ〜に\1,980になる時に買う。
- オイルフィルター
- オイルフィルターの交換は、オイル交換の2回に1回です。
- カーショップやホームセンターなどに行けば、純正適合品というのが売っています。
販売コーナーに適合表があると思いますので、そちらを参照して下さい。
が、↓
- 私は、SUZUKIの純正品を使います。
某雑誌の企画でオイルフィルターの純正vs純正同等品を分解して比較していました。純正品の方が濾紙の折り目が細かく詰まっていました。スズキのメカニックも別物といっておりました。
つまりホームセンターなんかに売っているヤツは純正同等品というわけではなく、安物です。
純正品番は、16510-81403 で945円でした。
- ドレンボルトパッキン
- オイルが漏れないようにするパッキンです。DIYでするならこれをケチらず交換できます。
純正品番は、ガスケット,14×20×1.5 09168-14015 90円です。
ドレンボルトも交換したくなったら、プラグ 09247-14027 110円です。
- こちらはカーショップやホームセンターなどの純正適合品でいいでしょう。
- オイルジョッキ
- 無ければペットボトルの頭を切り取って代用
- 4Lの物を使うと思いますが、私は場所を取るので2Lの物を愛用。
2回に分けて入れればいいだけのことですから。
- 廃油パック
- ガソリンスタンドと良い関係を持っていらっしゃる方は、無料で引き取って貰えます。
その廃油は回収する業者があって、リサイクルされます。
私は、セルフスタンドばっかりなので・・・必要です。
- ダンボール
- 車両の下に潜るときに使う敷物です。
無くても可ですが、かなり便利です。
ちなみにジムニーはジャッキアップ無しでオイル交換できます。
- 工具
-
- オイルフィルターレンチ 55〜75φ用
- オイルフィルターを回すのに使用。握力がある方は不要。
- 税込\1,000で購入。
- カップ型の方が使いやすいですが、使えるフィルター径が1つだけです。
- ソケットレンチ、コンビネーションレンチまたはメガネレンチ
- ドレンボルトは17mmですので、それを回せる物。
2点だけを支持するスパナは向きません。6点を支持できる物を使いましょう。
私は、スピンナーハンドル+17mmソケットでやります。
たかがオイル交換で情報満載ですが、無いよりはいいかと。
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