画像は2WD⇔4WDを切り替えるトランスファーレバー
車を停め、外に出たら前の2輪のフリーホイールハブを回し、「FREE」→「LOCK」にします。
このとき、小さくカチッと音がすると思います。
必ず左右とも同じ位置にします。
4WD走行時にノブが「FREE」の位置にあると、前輪に動力が伝わらず、2WDとなります。
さらに、他の部品にも悪影響を与えます。
「FREE」の位置にしたままの2WD→4WD切り替えは禁物です。
車内に入ったら、シフトを“N”にします。(画像はAT車)
ここでハンドルをまっすぐにするのもポイントです。
走行中は“D”レンジ等でもトランスファーレバーの切り替えは行えます。
停車時は“N”ニュートラルの位置で切り替えます。
トランスファーレバーを2H→4Hにします。
これで4WD走行が可能となります。ふぅ〜。
ここで2H→4Hが入り難かったら、タイヤを動かして再度真っ直ぐにしたり、“R”などに入れもう一度車を少し動かしてから、再度入れて下さい。
考 察 | ||
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フリーホイールハブの操作は面倒ですね。
特に寒い日なんか外に出るのが億劫です。なんでこんな機構があるのでしょう。 ずばり燃費対策です。 というのは、4WD走行時は2WD時に比べ2割増しのガソリンを食うと言われています。 この装置がないと、せっかくの2WDの燃費が変わらなくなってしまいます。 賢い人なら気付くと思いますが、じゃー燃費に目をつぶれば「LOCK」のままでいいのか?と。
ちなみに4WD走行とは縁遠い生活をしているJA11さんも、月に一度は「LOCK」の位置にして15kmぐらい走行して、駆動系の機構にオイルをまわしてあげましょう。(←説明書に記載されています) 余談ですがオートフリーホイールハブというのも、オプションであります。
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