まずは疑ってみて!
ディストリビュータ(通称デスビ)は、エンジン点火のための電気を、各気筒にあるスパークプラグへ分配する装置です。 電気はイグニッションコイル(変圧器)で約2万ボルトまで高められ、デスビに送られます。 デスビ内部では接点が回転し、プラグ側へ繋がる固定接点と接触(正確にはHDDと同じで接触はしない)することによって、電気をプラグへ供給します。 接点は高速で回転し、時を経れば摩耗や付着物の堆積などが起こってきます。 また、デスビケース内部は水分に非常に弱いため、パッキンの劣化などにより不具合が生じることもあります。 エンジンの始動でもたつく(多くはリレー で解決)、信号待ちでエンストする、ノッキング、アイドリングが不安定などの症状が出た場合はまずは疑ってみる箇所です。 デスビキャップ、ロータは消耗品なので、取りあえず交換してしまうのがベターですが、接点を掃除するだけですむ場合もあります。 ただし、調子に乗って接点を削り過ぎると逆効果になり、火花が綺麗に飛ばなくなるので注意が必要です。 当サイトとしては、キャップ+ローター+パッキンを新品交換することをおすすめ致します。 |